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16世紀初頭のポーランド・リトアニア軍軽騎兵さんのリエナクト。ヨーロッパに於ける近代軽騎兵の先駆けとも言える存在で、鎧も付けずに身軽な姿で戦場を駆け回る彼らは、当時のヨーロッパ諸国の目には奇異に映った事だと思います。ちなみに第4次モスクヴァー=リトアニア戦争(1512年~1522年)の辺りの軽騎兵さんです。カトリチュカです。

もっと具体的に言うと、1514年9月8日に行われたオールシャの戦いを描いた同時代の絵画に登場する軽騎兵さんです。現在ポーランド共和国のヴァルシャヴァ国立博物館に所蔵されているオールシャの戦いの絵は、戦場の様子が非常に緻密に描写されており、大変貴重な資料となっています。誰が描いたのかは分かっていませんが、恐らくは会戦時にポーランド・リトアニア軍に従軍していた人物ではないかと推測されています。

現在オールシャは、ベラルーシ共和国のヴィーツェプスク州に属しています。オールシャの戦いはポーランド・リトアニア軍が、西方への拡大を狙うモスクヴァー大公国軍からリトアニア領ルテニアを防衛した戦いであるとして、ベラルーシにはことのほか重要視する人も少なくないみたいです(主に民族戦線とかそっち系の人)。もちろんルカたん的にはNGです。