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ロシヤ内戦初期の労働者農民赤色陸軍テュルク系騎兵さん。ギムナスチョールカの方がバシキル騎兵連隊、チェルケースカの方がカザフ騎兵連隊の騎兵さんです。どちらもムスリムが主体の部隊だったので、部隊章も三日月をあしらったものになっています。ちなみに前に描いたカルムィク騎兵さんは仏教徒なので、卍が部隊章に組み込まれていました。考えてみれば、共産主義者の軍隊でイスラームやブディズモの象徴を部隊章にしているのもちょっと妙な気がしますねw

2人の軍装ですが、白軍や黒軍なんかも似たような服装だったので誤認が絶えなかったようです。カフカースと縁も所縁もないカザフ人がチェルケースカを着用しているのは一見不思議ですが、恐らくチェルケースカが精強な騎兵の象徴として広く受け入れられていたのだと思います。本当はもっとスラッと着こなすものですが、個人的な趣味でぶかぶかにしてありますw

ちなみにバシキル人もカザフ人も帝国時代から優れた騎兵を多く輩出していた事で有名で、白軍にも多くの将兵が参加しています。また彼らの故地のバシコルトスタンとカザフスタンは、紅白両軍が熾烈な戦いを繰り広げた激戦地の1つでした。当然同じ民族の者同士が相反する組織の下でぶつかり合う場面も少なくなかったわけで、それを考えると複雑な気分になりますね。